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鷲
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おおとり
ふりがな文庫
“
鷲
(
おおとり
)” の例文
東京浅草に
鷲
(
おおとり
)
神社があって、毎年十一月の
酉
(
とり
)
の日にその社の祭礼がある。ここに
参詣
(
さんけい
)
するものは、おのおのクマデを買って帰ることになっている。
迷信と宗教
(新字新仮名)
/
井上円了
(著)
それさに肩摩
轂撃
(
こくげき
)
、押すなおすなの雑沓を現ずるのだが、何がさて、大慾は無慾に近く、とりにゆくのはとられにゆくので、
鷲
(
おおとり
)
神社には初穂をとられ
残されたる江戸
(新字新仮名)
/
柴田流星
(著)
或る人予に、かゝる事を聞かせし事あり。浅草田圃の
鷲
(
おおとり
)
神社は
野見
(
のみ
)
の
宿禰
(
すくね
)
を
祀
(
まつ
)
れるより、
埴
(
はに
)
作る者の同所の市の日に、今戸より土人形を売りに出してより、人形造り初めしとなん。
江戸の玩具
(新字旧仮名)
/
淡島寒月
(著)
よし原という景物があり、廃娼問題も起らぬ明治中期の全盛時代、
鷲
(
おおとり
)
神社には相済まぬが、酉の町を付けたりにして大ビラに吉原見物、水道尻の非常門が開いて老若男女、足は自然に廓内へ向う。
明治世相百話
(新字新仮名)
/
山本笑月
(著)
十二時前から人々は
鷲
(
おおとり
)
神社につめかけている。
如何なる星の下に
(新字新仮名)
/
高見順
(著)
“鷲”の解説
鷲(わし)とは、タカ目タカ科に属する鳥のうち、オオワシ、オジロワシ、イヌワシ、ハクトウワシなど、比較的大きめのものを指す通称である。タカ科にて、比較的大きいものをワシ、小さめのものをタカ(鷹)と呼ぶが、明確な区別はなく、慣習に従って呼び分けているにすぎない。
(出典:Wikipedia)
鷲
漢検準1級
部首:⿃
23画
“鷲”を含む語句
大鷲
鷲尾
霊鷲山
鷲峯山
鷲峰山
鷲掴
鷲鼻
猛鷲
禿鷲
鷲津
鷲鷹
鷲神社
鷲見
鷲巣
鷲子
鷲攫
荒鷲
尾鷲
黒鷲
鷲羽
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