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鴻門
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こうもん
ふりがな文庫
“
鴻門
(
こうもん
)” の例文
「わははは、何を戸惑うて。——これ両人、きょうは
古
(
いにしえ
)
の
鴻門
(
こうもん
)
の会ではないぞ。いずくんぞ
項荘
(
こうそう
)
、
項伯
(
こうはく
)
を用いんや、である。のう
劉皇叔
(
りゅうこうしゅく
)
」
三国志:05 臣道の巻
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
これが
真個
(
ほんと
)
の押掛けで、もとより大鎧
罩手
(
こて
)
臑当
(
すねあて
)
の出で立ちの、射向けの
袖
(
そで
)
に風を切って、長やかなる陣刀の
鐺
(
こじり
)
あたり散らして、
寄付
(
よりつき
)
の席に居流れたのは、
鴻門
(
こうもん
)
の会に
樊噲
(
はんかい
)
が駈込んで
蒲生氏郷
(新字新仮名)
/
幸田露伴
(著)
「無礼なり、魏延、劉封、ここは
鴻門
(
こうもん
)
の会ではない。われら宗親の会同に、なんたる
殺伐
(
さつばつ
)
を演ずるか。
退
(
さ
)
がれっ、退がれっ」
三国志:08 望蜀の巻
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
鴻門
(
こうもん
)
の
会
(
かい
)
に
非
(
あら
)
ず
三国志:08 望蜀の巻
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
鴻
漢検準1級
部首:⿃
17画
門
常用漢字
小2
部首:⾨
8画
“鴻”で始まる語句
鴻
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鴻臚館
鴻儒