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鴻毛
ふりがな文庫
“鴻毛”の読み方と例文
読み方
割合
こうもう
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
こうもう
(逆引き)
生命
(
いのち
)
を
軽
(
かろ
)
んずること
鴻毛
(
こうもう
)
のごとく、約を重んずること
鼎
(
かなえ
)
に似たり。とむずかしくいえばいうものの、何の事はがあせん、人殺しの
飯事
(
ままごと
)
だ。
式部小路
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
因幡
(
いなば
)
、
但馬
(
たじま
)
、
播磨
(
はりま
)
、備前の四州にわたる街道の不安をのぞき、その上、幾多の人命を救うことになれば、自分の一命のごときは
鴻毛
(
こうもう
)
よりも軽い、まあ
明日
(
あした
)
の夕方までは
宮本武蔵:02 地の巻
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
「なにがおかしい、義に当面すれば、身命を
鴻毛
(
こうもう
)
よりも
軽
(
かろ
)
しとするのが、侍の本分ではないか」
樅ノ木は残った:01 第一部
(新字新仮名)
/
山本周五郎
(著)
鴻毛(こうもう)の例文をもっと
(6作品)
見る
鴻
漢検準1級
部首:⿃
17画
毛
常用漢字
小2
部首:⽑
4画
“鴻”で始まる語句
鴻
鴻池
鴻雁
鴻山
鴻恩
鴻業
鴻巣
鴻臚館
鴻儒
鴻門
“鴻毛”のふりがなが多い著者
吉川英治
山本周五郎
泉鏡花