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鬼童丸
ふりがな文庫
“鬼童丸”の読み方と例文
読み方
割合
きどうまる
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
きどうまる
(逆引き)
むかし源頼光が
鬼童丸
(
きどうまる
)
を斬ったとか、
著聞集
(
ちょもんじゅう
)
に見える
追剥
(
おいはぎ
)
のはなしなどが、みなこの辺りの事となって、里の者や旅人の頭に沁みこんでいるからであろう。
源頼朝
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
おいらァ
泥棒猫
(
どろぼうねこ
)
のように、
垣根
(
かきね
)
の
外
(
そと
)
でうろうろしちゃァいねえからの。——それ
見
(
み
)
な。
鬼童丸
(
きどうまる
)
の
故智
(
こち
)
にならって、
牛
(
うし
)
の
生皮
(
なまかわ
)
じゃねえが、この
犬
(
いぬ
)
の
皮
(
かわ
)
を
被
(
かぶ
)
っての、
秋草城
(
あきくさじょう
)
での
籠城
(
ろうじょう
)
だ。
おせん
(新字新仮名)
/
邦枝完二
(著)
何と驚いただろう。
己
(
おれ
)
がお殿様と言ったのは、この頃都でも名の高い
鬼童丸
(
きどうまる
)
という
大盗坊
(
おおどろぼう
)
じゃ。お前は一たん奉公すると言ったからには、逃げる訳には行かないぞ。さあ、己と一緒にここで見張り番を
三人兄弟
(新字新仮名)
/
菊池寛
(著)
鬼童丸(きどうまる)の例文をもっと
(3作品)
見る
“鬼童丸”の解説
鬼童丸、鬼同丸(きどうまる)は、鎌倉時代の説話集『古今著聞集』などに登場する鬼。
(出典:Wikipedia)
鬼
常用漢字
中学
部首:⿁
10画
童
常用漢字
小3
部首:⽴
12画
丸
常用漢字
小2
部首:⼂
3画
“鬼”で始まる語句
鬼
鬼神
鬼魅
鬼子母神
鬼火
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菊池寛
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