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鬼丸
ふりがな文庫
“鬼丸”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
おにまる
50.0%
きがん
50.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
おにまる
(逆引き)
「伯耆の安綱といえば古刀中の古刀で、大同年間の人だ、名刀
鬼丸
(
おにまる
)
を鍛えた刀鍛冶の神様と言われる大名人だ、伯耆の安綱がそんなにザラにあって堪るものかい」
大菩薩峠:19 小名路の巻
(新字新仮名)
/
中里介山
(著)
粟田口國綱
(
あわだぐちくにつな
)
と云う名剣が此の金森家にございます。これはその
北條時政
(
ほうじょうときまさ
)
の
守刀
(
まもりがたな
)
で
鬼丸
(
おにまる
)
と申します名刀がございました、これと同作でございまする。かの國綱の刀の
紛失
(
ふんじつ
)
から末が
敵討
(
かたきうち
)
になりまする。
粟田口霑笛竹(澤紫ゆかりの咲分):02 粟田口霑笛竹(澤紫ゆかりの咲分)
(新字新仮名)
/
三遊亭円朝
(著)
鬼丸(おにまる)の例文をもっと
(2作品)
見る
きがん
(逆引き)
市川
鬼丸
(
きがん
)
という
上方
(
かみがた
)
くだりの若い役者がいて、
唐茄子屋
(
とうなすや
)
という、落語にもよくある、若旦那やつしが、馴れぬ唐茄子売をする狂言が当って、人気が登って来たが
旧聞日本橋:24 鬼眼鏡と鉄屑ぶとり(続旧聞日本橋・その三)
(新字新仮名)
/
長谷川時雨
(著)
千歳座は
訥子
(
とっし
)
、
鬼丸
(
きがん
)
、猿十郎、源平の一座で第二流の芝居を興行し、中村座は荒太郎、仙昇、多見丸などの上方俳優で興行していたので、いわゆる大芝居は歌舞伎と新富との二座に限られた形で
明治劇談 ランプの下にて
(新字新仮名)
/
岡本綺堂
(著)
鬼丸(きがん)の例文をもっと
(2作品)
見る
“鬼丸”の解説
鬼丸(おにまる)は、鎌倉時代に作られたとされる日本刀(太刀)である。皇室の私有財産(御物)であり、宮内庁侍従職が管理している。天下五剣の一つに数えられており、刀工名を付して鬼丸国綱(おにまるくにつな)とも呼ばれる。なお源平盛衰記に髭切として登場した太刀の別名も鬼丸といい、現在北野天満宮が所蔵する鬼切丸や鬼切安綱と呼ばれる刀が髭切であるとみなされているので、本ページの鬼丸との混同に留意する必要がある。
(出典:Wikipedia)
鬼
常用漢字
中学
部首:⿁
10画
丸
常用漢字
小2
部首:⼂
3画
“鬼丸”で始まる語句
鬼丸包光
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鬼童丸
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三遊亭円朝
中里介山
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岡本綺堂