“おにまる”の漢字の書き方と例文
語句割合
鬼丸100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
「伯耆の安綱といえば古刀中の古刀で、大同年間の人だ、名刀鬼丸おにまるを鍛えた刀鍛冶の神様と言われる大名人だ、伯耆の安綱がそんなにザラにあって堪るものかい」
大菩薩峠:19 小名路の巻 (新字新仮名) / 中里介山(著)
粟田口國綱あわだぐちくにつなと云う名剣が此の金森家にございます。これはその北條時政ほうじょうときまさ守刀まもりがたな鬼丸おにまると申します名刀がございました、これと同作でございまする。かの國綱の刀の紛失ふんじつから末が敵討かたきうちになりまする。