“鬼押出”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
おにおしだし66.7%
おにおしだ33.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
鼻曲山の頂上にたどり着いた頃は、落日が鬼押出おにおしだしの斜面に大きくかかつてゐた。
夜の鳥 (新字旧仮名) / 神西清(著)
翌日自動車で鬼押出おにおしだしの溶岩流を見物に出かけた。
浅間山麓より (新字新仮名) / 寺田寅彦(著)
とく天明三年てんめいさんねん西暦せいれき千七百八十三年せんしちひやくはちじゆうさんねん)の噴火ふんか激烈げきれつであつて、現在げんざい鬼押出おにおしだしとづけてゐる鎔岩流ようがんりゆうしたのみならず、熱泥流ねつでいりゆう火口壁かこうへきもつとひく場所ばしよから一時いちじ多量たりようあふれさせ
火山の話 (旧字旧仮名) / 今村明恒(著)