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馬盥
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ばだらい
ふりがな文庫
“
馬盥
(
ばだらい
)” の例文
馬盥
(
ばだらい
)
だの
韛
(
ふいご
)
だの
稲扱
(
いねこ
)
きだのが置いてあったが、そのずっと奥の方に、
裸体
(
はだか
)
蝋燭が燃えており、それを
囲繞
(
かこ
)
んで、六人の男が
丁半
(
しょうぶ
)
を争っていた。
血曼陀羅紙帳武士
(新字新仮名)
/
国枝史郎
(著)
つづいて十一月には一番目『
太功記
(
たいこうき
)
』
馬盥
(
ばだらい
)
より
本能寺
(
ほんのうじ
)
討入まで
団洲
(
だんしゅう
)
の
光秀
(
みつひで
)
菊五郎
春永
(
はるなが
)
なり中幕団洲の
法眼
(
ほうげん
)
にて「
菊畑
(
きくばたけ
)
」。
書かでもの記
(新字旧仮名)
/
永井荷風
(著)
木挽町
(
こびきちょう
)
はなかなか景気がようござんしたよ。御承知でしょうが、中幕は光秀の
馬盥
(
ばだらい
)
から
愛宕
(
あたご
)
までで、団十郎の光秀はいつもの渋いところを抜きにして大芝居でした。
半七捕物帳:53 新カチカチ山
(新字新仮名)
/
岡本綺堂
(著)
山月の脚に、
腫物
(
はれもの
)
ができたので藤吉郎は、
馬盥
(
ばだらい
)
の湯で、馬の
脛
(
すね
)
を洗ってやっていたのである。
新書太閤記:02 第二分冊
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
馬
常用漢字
小2
部首:⾺
10画
盥
漢検1級
部首:⽫
16画
“馬”で始まる語句
馬鹿
馬
馬鈴薯
馬丁
馬蹄
馬糞
馬子
馬車
馬士
馬酔木