したがう)” の例文
天元五年の冬、其家は成り、其記は作られたが、其翌年の永観元年には倭名類聚抄わみょうるいじゅしょうの撰者の源したがうは死んだ。
連環記 (新字新仮名) / 幸田露伴(著)
是れ女子第一のつとめ也。夫の教訓有らば其おおせそむくべからず。疑敷うたがわしきことは夫に問ふて其下知げぢに随ふべし。夫問事とうことあらば正しく答べし。其返答おろそかなるは無礼也。夫若し腹立はらだちいかるときは恐れてしたがうべし。
女大学評論 (新字新仮名) / 福沢諭吉(著)