トップ
>
音律
>
おんりつ
ふりがな文庫
“
音律
(
おんりつ
)” の例文
ただ一剣の
権化
(
ごんげ
)
となりきっていた武蔵は、その耳の穴から、計らざる
音律
(
おんりつ
)
の
曲者
(
くせもの
)
にしのび込まれて、途端に、われに返ってしまった、肉体と妄念のわれに戻ってしまった。
宮本武蔵:03 水の巻
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
暖国の雪一尺以下ならば
山川村里
(
さんせんそんり
)
立地
(
たちどころ
)
に
銀世界
(
ぎんせかい
)
をなし、雪の
飄々
(
へう/\
)
翩々
(
へん/\
)
たるを
観
(
み
)
て花に
諭
(
たと
)
へ玉に
比
(
くら
)
べ、
勝望美景
(
しようばうびけい
)
を
愛
(
あい
)
し、
酒食
(
しゆしよく
)
音律
(
おんりつ
)
の
楽
(
たのしみ
)
を
添
(
そ
)
へ、
画
(
ゑ
)
に
写
(
うつ
)
し
詞
(
ことば
)
につらねて
称翫
(
しようくわん
)
するは
和漢
(
わかん
)
古今の
通例
(
つうれい
)
なれども
北越雪譜:03 北越雪譜初編
(新字旧仮名)
/
鈴木牧之
、
山東京山
(著)
“音律”の意味
《名詞》
音律(おんりつ)
音の高さや調子。リズム。
高さの違う音の相互の関係。
(出典:Wiktionary)
“音律”の解説
音律(おんりつ)とは、音楽に用いる音高の相対的な関係の規定である。楽器の調律では、基準となる特定の音の音高を定め、それから音律に従って他の音の音高を決定する。音高の関係は周波数の比で規定されることが多いが、必要条件ではなく、厳密な数値によって規定されない場合もある。
(出典:Wikipedia)
音
常用漢字
小1
部首:⾳
9画
律
常用漢字
小6
部首:⼻
9画
“音”で始まる語句
音
音信
音色
音沙汰
音楽
音頭
音曲
音声
音羽
音物