霊性れいせい)” の例文
旧字:靈性
そうした彼の宇宙的博愛主義は、草木万有の中に霊性れいせいが有ると信じられてるところの、仏教的な汎神論はんしんろんにもとづいていた。
人智じんちなるものが、動物どうぶつと、人間にんげんとのあいだに、おおいなる限界さかいをなしておって、人間にんげん霊性れいせいしめし、程度ていどまで、実際じっさいところ不死ふしかわりをしているのです。
六号室 (新字新仮名) / アントン・チェーホフ(著)