“霊性”のいろいろな読み方と例文
旧字:靈性
読み方割合
れいせい50.0%
たましい25.0%
ガイスチヒカイト25.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
そうした彼の宇宙的博愛主義は、草木万有の中に霊性れいせいが有ると信じられてるところの、仏教的な汎神論はんしんろんにもとづいていた。
身体からだは弱いけれども、精神こころの強い人はある。しかし霊性たましいの強い人は少ないものである。私たちの子供らをこの三つの力の強い人にしたい。
たましいの教育 (新字新仮名) / 羽仁もと子(著)
ですから法水さん、これで、いつぞや貴方に申し上げた、霊性ガイスチヒカイトという言葉の意味が——つまり、父から子に、人間の種子たねが必ず一度は彷徨さまよわねばならぬ、あの荒野ヴュステの意味がお判りでございましょう。
黒死館殺人事件 (新字新仮名) / 小栗虫太郎(著)