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雑作
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ざふさ
ふりがな文庫
“
雑作
(
ざふさ
)” の例文
旧字:
雜作
一般
(
いつぱん
)
の種々な物事を見てゐても、日本では
革命
(
かくめい
)
なんかも、
存外
(
ぞんぐわい
)
雑作
(
ざふさ
)
なく行はれて、外国で見る様な流血革命の
惨
(
さん
)
を見ずに済む様な気がする。
拊掌談
(新字旧仮名)
/
芥川竜之介
(著)
一体、君は山木の娘の一件を
何
(
ど
)
うするんだ、山木に直接に言ふのは
雑作
(
ざふさ
)
もないが、
兎
(
と
)
に
角
(
かく
)
妻にするものを
火の柱
(新字旧仮名)
/
木下尚江
(著)
其の後お房は些とした
機會
(
きくわい
)
に
雑作
(
ざふさ
)
なく手を握らせて呉れた。雖然、其の製作は
相
(
あひ
)
変らず
捗取
(
はかど
)
らぬ。
平民の娘
(旧字旧仮名)
/
三島霜川
(著)
「旦那
雑作
(
ざふさ
)
もないこつてす。たつた三本だけ庭木をないものと思つていたゞきやせう。」
茶話:06 大正十一(一九二二)年
(新字旧仮名)
/
薄田泣菫
(著)
かき昇る段になれば、何の
雑作
(
ざふさ
)
もない
石城
(
しき
)
だけれど、あれを大昔からとり廻して居た村と、さうでない村とがあつた。こんな風にしかつめらしい説明をする
宿老
(
とね
)
たちが、どうかすると居る。
死者の書:――初稿版――
(新字旧仮名)
/
折口信夫
(著)
雑
常用漢字
小5
部首:⾫
14画
作
常用漢字
小2
部首:⼈
7画
“雑”で始まる語句
雑
雑沓
雑巾
雑魚
雑木
雑鬧
雑誌
雑言
雑人
雑兵