隱袋ぽつけつと)” の例文
新字:隠袋
齒痛しつうおのづからをさまつたので、あきおそはれるやうさむ氣分きぶんは、すこかるくなつたけれども、やがて御米およね隱袋ぽつけつとからして粉藥こぐすりを、ぬるいてもらつて、しきりに含嗽うがひはじめた。
(旧字旧仮名) / 夏目漱石(著)