隣家もより)” の例文
坐敷ざしきすわつたまゝこともなく茫然ぼんやりそとながめてたが、ちらとぼくさへぎつてまた隣家もより軒先のきさきかくれてしまつたものがある。それがおきぬらしい。ぼくそとた。
湯ヶ原より (旧字旧仮名) / 国木田独歩(著)