長兵衞ちやうべゑ)” の例文
新字:長兵衛
うつてなりとも持參金ぢさんきんかへ離縁りえんいたすべしとおつね長兵衞ちやうべゑに云しことばあれつひ離縁りえんの事を申こみたり
大岡政談 (旧字旧仮名) / 作者不詳(著)
つくしければすなはち加賀屋の暖簾のれんもらひ同所へ材木店ざいもくみせを出せしが漸次しだい繁昌はんじやうして此春より將軍家桶御用をけごようかぶゆづられ猶々なほ/\さか消光くらしけるも必竟ひつきやう長兵衞ちやうべゑ心懸こゝろがけよき故なりかくて白子屋しやう三郎は長兵衞方へあつれい
大岡政談 (旧字旧仮名) / 作者不詳(著)