トップ
>
鑑賞
>
かんしやう
ふりがな文庫
“
鑑賞
(
かんしやう
)” の例文
そして
冷靜
(
れいせい
)
な藝術的
鑑賞
(
かんしやう
)
は、
熱烈
(
ねつれつ
)
な
生理
(
せいり
)
的
憧憬
(
どうけい
)
となつて、
人形
(
にんぎやう
)
には
魂
(
たましい
)
が入つた。何も不思議はないことだらう。周三だつて
人間
(
にんげん
)
である。
平民の娘
(旧字旧仮名)
/
三島霜川
(著)
否
(
い
)
な、
俗物
(
ぞくぶつ
)
の
信心
(
しん/″\
)
は
文学者
(
ぶんがくしや
)
即ち
御
(
おん
)
作者
(
さくしや
)
様方
(
さまがた
)
の
生命
(
せいめい
)
なれば、
否
(
い
)
な、
俗物
(
ぞくぶつ
)
の
鑑賞
(
かんしやう
)
を
辱
(
かたじけな
)
ふするは
御
(
おん
)
作者
(
さくしや
)
様方
(
さまがた
)
即ち
文学者
(
ぶんがくしや
)
が
一期
(
いちご
)
の
栄誉
(
えいよ
)
なれば、之を
非難
(
ひなん
)
するは
畢竟
(
ひつきやう
)
当世
(
たうせい
)
の
文学
(
ぶんがく
)
を
知
(
し
)
らざる者といふべし。
為文学者経
(新字旧仮名)
/
内田魯庵
、
三文字屋金平
(著)
だから
鑑賞
(
かんしやう
)
の上から云へば、菊池の小説を好むと好まざるとは、
何人
(
なにびと
)
も勝手に声明するが
好
(
よ
)
い。しかしその芸術的価値の批判にも、粗なるが故に許し難いとするのは、好む所に
偏
(
へん
)
するの
譏
(
そしり
)
を免れぬ。
雑筆
(新字旧仮名)
/
芥川竜之介
(著)
“鑑賞”の意味
《名詞》
鑑賞(かんしょう)
ある芸術作品を見て、その良さを味わう事。
視聴すること。
(出典:Wiktionary)
鑑
常用漢字
中学
部首:⾦
23画
賞
常用漢字
小5
部首:⾙
15画
“鑑賞”で始まる語句
鑑賞家