トップ
>
鐘
>
しょう
ふりがな文庫
“
鐘
(
しょう
)” の例文
一
鐘
(
しょう
)
の鳴るごとに、武蔵は、悔いのみを揺すぶられた。ひしひしと後悔されることばかりへ追憶がゆくのである。
宮本武蔵:04 火の巻
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
奈良へ行くと猿沢の池の次が、十三
鐘
(
しょう
)
、
所謂
(
いわゆる
)
「
石子詰
(
いしこづめ
)
」の有ったと云われている所であるが、一時間名所を廻って一円の車屋や、名所一廻り三十銭の案内人が
傾城買虎之巻
(新字新仮名)
/
直木三十五
(著)
他国
(
たこく
)
の
寺
(
てら
)
から、
大
(
おお
)
きなぼん
鐘
(
しょう
)
をこの
町
(
まち
)
でひきうけたのは、それからのちのことでありました。
鐘
(新字新仮名)
/
小川未明
(著)
うす暗い本堂の
内陣脇
(
ないじんわき
)
で、一人の中年僧が、お勤めをしていたのだが、ふつうの
勤行
(
ごんぎょう
)
と違い、その僧は
木魚
(
もくぎょ
)
、
鉦
(
かね
)
、
磬
(
けい
)
、太鼓、
鐘
(
しょう
)
の五ツぐらいな楽器を身のまわりにおき
随筆 新平家
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
“鐘”の解説
鐘(かね、en: bell)は、音を出す金属製の器具。日本語の「鐘」は狭義には叩いたり撞(つ)いたりして音を出すもので、内部に装着した舌(ぜつ)などを振動させて音を出す鈴と区別する。広義には内部にぶら下げた舌(ぜつ)という分銅を振動させて音を出す器具も含めて「鐘」という。
(出典:Wikipedia)
鐘
常用漢字
中学
部首:⾦
20画
“鐘”を含む語句
鐘楼
時鐘
半鐘
自鳴鐘
釣鐘草
警鐘
梵鐘
破鐘
鐘馗
鐘声
號鐘
鐘撞堂
鐘撞
巨鐘
鐘鼓
鳧鐘
霜夜鐘
鐘愛
硝子鐘
大鐘王
...