トップ
>
巨鐘
ふりがな文庫
“巨鐘”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
きょしょう
60.0%
おほがね
40.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
きょしょう
(逆引き)
浅草寺
(
あさくさでら
)
の
巨鐘
(
きょしょう
)
の声はいかにも
厳
(
おごそ
)
かにまたいかにも
穏
(
おだやか
)
に寝静まる大江戸の夜の空から空へと響き渡るのであった。
散柳窓夕栄
(新字新仮名)
/
永井荷風
(著)
既にして
巨鐘
(
きょしょう
)
水にあり。晃、お百合と二人、晃は、
竜頭
(
りゅうず
)
に
頬杖
(
ほおづえ
)
つき、お百合は下に、水に
裳
(
もすそ
)
をひいて、うしろに反らして手を支き、打仰いで、
熟
(
じっ
)
と顔を見合せ
莞爾
(
にっこり
)
と笑む。
夜叉ヶ池
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
巨鐘(きょしょう)の例文をもっと
(3作品)
見る
おほがね
(逆引き)
鋳
(
い
)
にたる
巨鐘
(
おほがね
)
、
無窮
(
むきゆう
)
のその声をぞ
詩
(新字旧仮名)
/
石川啄木
(著)
巨鐘
(
おほがね
)
の
銹
(
さび
)
のやうなる
寂寞
(新字旧仮名)
/
末吉安持
(著)
巨鐘(おほがね)の例文をもっと
(2作品)
見る
“巨鐘”の意味
《名詞》
大きな釣鐘。洪鐘。
(出典:Wiktionary)
巨
常用漢字
中学
部首:⼯
5画
鐘
常用漢字
中学
部首:⾦
20画
“巨”で始まる語句
巨
巨大
巨人
巨細
巨魁
巨躯
巨勢
巨漢
巨刹
巨石
“巨鐘”のふりがなが多い著者
吉行エイスケ
末吉安持
石川啄木
永井荷風
泉鏡花