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醜体
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しゅうたい
ふりがな文庫
“
醜体
(
しゅうたい
)” の例文
旧字:
醜體
即ち
醜体
(
しゅうたい
)
百戯、芸妓と共に歌舞伎をも見物し小歌浄瑠璃をも聴き、
酔余
(
すいよ
)
或は花を弄ぶなど
淫
(
ウカ
)
れに淫れながら、内の婦人は必ず女大学の範囲中に
蟄伏
(
ちっぷく
)
して独り静に留守を守るならんと
女大学評論
(新字新仮名)
/
福沢諭吉
(著)
男は越中
褌
(
ふんどし
)
一本、女は腰巻一枚、大の字
也
(
なり
)
になり、鼻から
青提灯
(
あおぢょうちん
)
をぶら下げて、惰眠を
貪
(
むさぼ
)
っている
醜体
(
しゅうたい
)
は見られたものではない。試みに
寝惚
(
ねぼ
)
け眼を
摩
(
こす
)
って起上った彼等のある者を
掴
(
つかま
)
え
本州横断 癇癪徒歩旅行
(新字新仮名)
/
押川春浪
(著)
などと、昨夜眼を廻して、諸人に
醜体
(
しゅうたい
)
を見せたことなどはもう忘れております。
銭形平次捕物控:244 凧の糸目
(新字新仮名)
/
野村胡堂
(著)
撮影し続けたものであろう……堂々たる大学教授の身分でありながら、斯様な鼠と同様の所業に
憂身
(
うきみ
)
をやつすとは、何という
醜体
(
しゅうたい
)
であろう……と諸君は定めし不審に思われるで御座いましょうが
ドグラ・マグラ
(新字新仮名)
/
夢野久作
(著)
仮令
(
たと
)
い最上の好地位に居ても
兎
(
と
)
に
角
(
かく
)
に
殻威張
(
からいばり
)
と名づくる
醜体
(
しゅうたい
)
を犯さねばならぬ。
福翁自伝:02 福翁自伝
(新字新仮名)
/
福沢諭吉
(著)
醜
常用漢字
中学
部首:⾣
17画
体
常用漢字
小2
部首:⼈
7画
“醜”で始まる語句
醜
醜男
醜態
醜女
醜怪
醜悪
醜聞
醜婦
醜穢
醜陋