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途惑
ふりがな文庫
“途惑”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
とまど
66.7%
とまどい
33.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
とまど
(逆引き)
赤羽主任は、殆んど迷宮に
途惑
(
とまど
)
った人間のように、
甚
(
はなはだ
)
しく
焦立
(
いらだ
)
ちながらも、決して検証を
怠
(
おこた
)
らなかった。
電気風呂の怪死事件
(新字新仮名)
/
海野十三
(著)
あわてた視線が
途惑
(
とまど
)
って、
窓辺
(
まどべ
)
の桜に逸れました。私はぞっとしました。その桜の色の
悽愴
(
せいそう
)
なのに。
病房にたわむ花
(新字新仮名)
/
岡本かの子
(著)
途惑(とまど)の例文をもっと
(4作品)
見る
とまどい
(逆引き)
血だらけの抜刀を
提
(
ひっさ
)
げた、半裸体の
大漢
(
おおおのこ
)
が、
途惑
(
とまどい
)
した
幟
(
のぼり
)
の絵に似て、
店頭
(
みせさき
)
へすっくと立つと、会釈も無く、持った
白刃
(
しらは
)
を取直して、
切尖
(
きっさき
)
で、ずぶりとそこにあった林檎を突刺し
日本橋
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
酒買い狸が
途惑
(
とまどい
)
をしたように、燈籠をぶら下げて立っているんだ。
縷紅新草
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
途惑(とまどい)の例文をもっと
(2作品)
見る
途
常用漢字
中学
部首:⾡
10画
惑
常用漢字
中学
部首:⼼
12画
“途”で始まる語句
途
途中
途端
途々
途方
途切
途絶
途轍
途次
途上
“途惑”のふりがなが多い著者
田畑修一郎
泉鏡花
岡本かの子
海野十三
岡本綺堂