逆剥さかはぎ)” の例文
韓国の牛頭山ごずさんに降臨したという伝説も、同みことが大倭の地に棲んだと察すべき斑馬ふちうま逆剥さかはぎにしたという神話も、何となくこの想像を有力ならしむるもののように解せられる。
そこで驚き恐懼きようくして御大葬の宮殿にお遷し申し上げて、更にその國内から幣帛へいはくを取つて、生剥いけはぎ逆剥さかはぎ畦離あはなち・溝埋みぞうめ・屎戸くそへ・不倫の結婚の罪の類を求めて大祓おおばらえしてこれを清め
逆剥さかはぎに剥ぎてつくれるほとゝぎす生けるが如し一声もがも
墨汁一滴 (新字旧仮名) / 正岡子規(著)
ここに驚きかしこみて、あらきの宮にませまつりて、更に國の大幣おほぬさを取りて生剥いきはぎ逆剥さかはぎ阿離あはなち溝埋みぞうみ屎戸くそへ上通下通婚おやこたはけ馬婚うまたはけ牛婚うしたはけ鷄婚とりたはけ犬婚いぬたはけの罪の類を種種くさぐさぎて、國の大はらへして