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ぐんき
ふりがな文庫
“
軍機
(
ぐんき
)” の例文
軍機
(
ぐんき
)
をもらす
恐
(
おそ
)
れはあるが、まぶと
成
(
な
)
つて、
客
(
きやく
)
の
臺
(
だい
)
のものを
私
(
わたくし
)
せず、いろと
成
(
な
)
つて、
旦那
(
だんな
)
の
會計
(
くわいけい
)
を
煩
(
わづら
)
はさない
事
(
こと
)
を、
彼
(
あ
)
の
妓
(
こ
)
等
(
たち
)
のために、
其
(
そ
)
の
旦那
(
だんな
)
なるものに、
諒解
(
りやうかい
)
を
要求
(
えうきう
)
する。
九九九会小記
(旧字旧仮名)
/
泉鏡花
、
泉鏡太郎
(著)
(ああ、もうすこしで
喋
(
しゃべ
)
るところだった。語るな、
軍機
(
ぐんき
)
だ! たとえ、母親にだって)
未来の地下戦車長
(新字新仮名)
/
海野十三
(著)
墨股
(
すのまた
)
の戰ひに少しく會稽の恥を
雪
(
すゝ
)
ぎたれども、新中納言(知盛)
軍機
(
ぐんき
)
を
失
(
しつ
)
して必勝の機を
外
(
はづ
)
し、木曾の
壓
(
おさへ
)
と頼みし
城
(
じやう
)
の四郎が
北陸
(
ほくりく
)
の勇を
擧
(
こぞ
)
りし四萬餘騎、
餘五將軍
(
よごしやうぐん
)
の
遺武
(
ゐぶ
)
を負ひながら
滝口入道
(旧字旧仮名)
/
高山樗牛
(著)
「それも、
軍機
(
ぐんき
)
は語るべからずじゃ」
神州天馬侠
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
“軍機”の意味
《名詞》
軍機(ぐんき)
(古代)軍事情勢。軍事政策。
(近代以降)軍事機密の略。軍事上の重大な秘密。
軍用機の略。
(出典:Wiktionary)
“軍機(軍事機密)”の解説
軍事機密(ぐんじきみつ、en: military secrecy)とは、
軍事上の秘密情報。
軍事上の秘密に等級をつけ重要度を区別したときの名称の一つ。
「軍機」と略すことがある。
(出典:Wikipedia)
軍
常用漢字
小4
部首:⾞
9画
機
常用漢字
小4
部首:⽊
16画
“軍機”で始まる語句
軍機上
軍機室