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踽
ふりがな文庫
“踽”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
よろめ
75.0%
よろぼ
25.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
よろめ
(逆引き)
生憎
(
あいにく
)
其方
(
そなた
)
に
踽
(
よろめ
)
ける
酔客
(
すいかく
)
の
膁
(
よわごし
)
の
辺
(
あたり
)
を
一衝撞
(
ひとあてあ
)
てたりければ、彼は
郤含
(
はずみ
)
を打つて二間も
彼方
(
そなた
)
へ
撥飛
(
はねとば
)
さるると
斉
(
ひとし
)
く、大地に
横面擦
(
よこづらす
)
つて
僵
(
たふ
)
れたり。
金色夜叉
(新字旧仮名)
/
尾崎紅葉
(著)
良
(
やや
)
ありて
渠
(
かれ
)
の身を起し、
旧
(
もと
)
来し方に
皈
(
かえ
)
るを見るに、その来りし時に似もやらで、太く
足許
(
あしもと
)
の
踽
(
よろめ
)
きたりき。
黒壁
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
踽(よろめ)の例文をもっと
(3作品)
見る
よろぼ
(逆引き)
磐石
(
ばんじやく
)
を曳くより苦く貫一は膝の
疼痛
(
いたみ
)
を
怺
(
こら
)
へ怺へて、とにもかくにも
塀外
(
へいそと
)
に
踽
(
よろぼ
)
ひ出づれば、宮は
未
(
いま
)
だ遠くも行かず、
有明
(
ありあけ
)
の
月冷
(
つきひやや
)
かに夜は水の
若
(
ごと
)
く
白
(
しら
)
みて
金色夜叉
(新字旧仮名)
/
尾崎紅葉
(著)
踽(よろぼ)の例文をもっと
(1作品)
見る
踽
部首:⾜
16画
“踽”を含む語句
踽〻然
踽々
“踽”のふりがなが多い著者
尾崎紅葉
泉鏡花