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讃州
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さんしゅう
ふりがな文庫
“
讃州
(
さんしゅう
)” の例文
「蛇性の婬」は支那の
西湖佳話
(
せいこかわ
)
の翻案であるが、これは馬琴が自ら筆記して、
讃州
(
さんしゅう
)
高松藩
(
たかまつはん
)
の
家老
(
かろう
)
に送つたものであるから、まさかに翻案や
捏造
(
ねつぞう
)
ではあるまいと思はれる。
梟娘の話
(新字旧仮名)
/
岡本綺堂
(著)
讃州
(
さんしゅう
)
の方にももしや飛び飛びに、そういう名は残っておらぬかどうか。たった二つでは何分にも心もとないが、この方ならば少しばかりの心当りが東日本にもあるのである。
年中行事覚書
(新字新仮名)
/
柳田国男
(著)
彼は
讃州
(
さんしゅう
)
に遊びしこともありけん、句集に見えたり。また
厳島
(
いつくしま
)
の句あるを見るにこの地の
風情
(
ふぜい
)
写し得て最も妙なり、空想の及ぶべきにあらず。蕪村あるいはここにも遊べるか。
俳人蕪村
(新字旧仮名)
/
正岡子規
(著)
なんとなく
雲脚
(
くもあし
)
の早さを思わせるような諸大名諸公役の往来は、それからも続きに続いた。尾張藩主の通行ほど大がかりではないまでも、
土州
(
としゅう
)
、
雲州
(
うんしゅう
)
、
讃州
(
さんしゅう
)
などの諸大名は西から。
夜明け前:01 第一部上
(新字新仮名)
/
島崎藤村
(著)
ガラッ八が案内したのは、
讃州
(
さんしゅう
)
志度
(
しど
)
の
海女
(
あま
)
の見世物、龍王の
明珠
(
めいしゅ
)
を取った、王朝時代の伝説にかたどり、水中に芸をさせるのが当って、その頃江戸の評判になった興行物の一つでした。
銭形平次捕物控:016 人魚の死
(新字新仮名)
/
野村胡堂
(著)
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讃州
(
さんしゅう
)
丸亀
(
まるがめ
)
の
京極
(
きょうごく
)
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阿波
(
あわ
)
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(
とくしま
)
の
蜂須賀
(
はちすか
)
、姫路の本多、伊予の松平など、海には兵船をつらね、国境には人数を
繰出
(
くりだ
)
し、この赤穂領を
長城
(
ちょうじょう
)
の壁のように囲んで、
鏃
(
やじり
)
や
砲筒
(
つつ
)
を御家中へ向けている
新編忠臣蔵
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
“讃州”の意味
《固有名詞》
讃州(さんしゅう)
讃岐国(さぬきのくに)の別称。
(出典:Wiktionary)
讃
漢検準1級
部首:⾔
22画
州
常用漢字
小3
部首:⼮
6画
“讃州”で始まる語句
讃州邊
讃州丸亀
讃州志度
讃州高松