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土州
ふりがな文庫
“土州”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
としゅう
50.0%
どしゅう
50.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
としゅう
(逆引き)
月が対岸の
土州
(
としゅう
)
屋敷の上にかゝって、夢のような光が沿岸一帯の家々の座敷に流れ込む頃には、刺青はまだ半分も出来上らず、清吉は一心に蝋燭の
心
(
しん
)
を掻き立てゝ居た。
刺青
(新字新仮名)
/
谷崎潤一郎
(著)
私
(
わし
)
は
土州
(
としゅう
)
の方へ往こうと思う、土州には、
深尾主人
(
ふかおもんど
)
殿が、
山内家
(
やまのうちけ
)
の家老をしておるし、主人殿なら、
私
(
わし
)
の
人為
(
ひととなり
)
も好く知っておってくれるから、何とか好いことがあるかも知れん
水面に浮んだ女
(新字新仮名)
/
田中貢太郎
(著)
土州(としゅう)の例文をもっと
(4作品)
見る
どしゅう
(逆引き)
奥山見世物の開山は椿岳で、明治四、五年の頃、
伝法院
(
でんぼういん
)
の庭で、
土州
(
どしゅう
)
山内容堂
(
やまのうちようどう
)
公の持っていられた
眼鏡
(
めがね
)
で、普仏戦争の五十枚続きの油画を
覗
(
のぞ
)
かしたのでした。
諸国の玩具:――浅草奥山の草分――
(新字新仮名)
/
淡島寒月
(著)
土州
(
どしゅう
)
の坂本龍馬と一緒に斬られたというもう一名の方は弟ではないかしらなどと思う。
松のや露八
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
土州(どしゅう)の例文をもっと
(4作品)
見る
“土州”の意味
《固有名詞》
土州(どしゅう、としゅう)
土佐国(とさのくに)の別称。
(出典:Wiktionary)
土
常用漢字
小1
部首:⼟
3画
州
常用漢字
小3
部首:⼮
6画
“土州”の関連語
土佐守
“土州”で始まる語句
土州淵岳志
土州屋伝兵衛
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甲州土着
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