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土州
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どしゅう
ふりがな文庫
“
土州
(
どしゅう
)” の例文
奥山見世物の開山は椿岳で、明治四、五年の頃、
伝法院
(
でんぼういん
)
の庭で、
土州
(
どしゅう
)
山内容堂
(
やまのうちようどう
)
公の持っていられた
眼鏡
(
めがね
)
で、普仏戦争の五十枚続きの油画を
覗
(
のぞ
)
かしたのでした。
諸国の玩具:――浅草奥山の草分――
(新字新仮名)
/
淡島寒月
(著)
土州
(
どしゅう
)
の坂本龍馬と一緒に斬られたというもう一名の方は弟ではないかしらなどと思う。
松のや露八
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
鹿沼
(
かぬま
)
の
箒
(
ほうき
)
、
丸亀
(
まるがめ
)
の
団扇
(
うちわ
)
、
天童
(
てんどう
)
の
将棊駒
(
しょうぎごま
)
、
久留米
(
くるめ
)
の
絣
(
かすり
)
、
結城
(
ゆうき
)
の
紬
(
つむぎ
)
、
土州
(
どしゅう
)
の金物、それぞれに面白い発達である。そういう場所からはとりわけ生産の組織に
付
(
つい
)
て多くを学ぶことが出来る。
地方の民芸
(新字新仮名)
/
柳宗悦
(著)
こういう風こそはどの世界においても尊ばれてよいことと思います。仕事は
安藝
(
あき
)
郡、
香美
(
かみ
)
郡、
長岡
(
ながおか
)
郡などにも及び、信用は販路を遠くまで拡げました。
土州
(
どしゅう
)
が誇るに足りる手仕事の一つであります。
手仕事の日本
(新字新仮名)
/
柳宗悦
(著)
“土州”の意味
《固有名詞》
土州(どしゅう、としゅう)
土佐国(とさのくに)の別称。
(出典:Wiktionary)
土
常用漢字
小1
部首:⼟
3画
州
常用漢字
小3
部首:⼮
6画
“土州”で始まる語句
土州淵岳志
土州屋伝兵衛