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ちゆうもん
ふりがな文庫
“
註文
(
ちゆうもん
)” の例文
それでも、どうにかして
赫映姫
(
かぐやひめ
)
を
自分
(
じぶん
)
の
妻
(
つま
)
にしようと
覺悟
(
かくご
)
した
五人
(
ごにん
)
は、それ/″\いろいろの
工夫
(
くふう
)
をして
註文
(
ちゆうもん
)
の
品
(
しな
)
を
見
(
み
)
つけようとしました。
竹取物語
(旧字旧仮名)
/
和田万吉
(著)
「下らない争をして、
註文
(
ちゆうもん
)
の瓦をやく事を、すつかり忘れてしまつた。もう、こんな下らない競争は、よしませう。」
にらめつくらの鬼瓦
(新字旧仮名)
/
沖野岩三郎
(著)
広場一面に人立ちがして、それ/″\、
猫
(
ねこ
)
だの馬だの犬だの花だの筆だのと、いろんな
註文
(
ちゆうもん
)
を出しました。するとハボンスのシャボン玉は、いはれる通りのものになつて飛んでいきました。
シャボン玉
(新字旧仮名)
/
豊島与志雄
(著)
ごくとくべつの場合には、
註文
(
ちゆうもん
)
をした妖精が寸法を合はせに来たり、服地やら、スタイルやらをえらびに、自分から出かけてくることもありますが、そんなことは、さう、たび/\ではありません。
虹猫と木精
(新字旧仮名)
/
宮原晃一郎
(著)
第一番
(
だいいちばん
)
に、
石造皇子
(
いしつくりのみこ
)
はずるい
方
(
ほう
)
に
才
(
さい
)
のあつた
方
(
かた
)
ですから、
註文
(
ちゆうもん
)
の
佛
(
ほとけ
)
の
御石
(
みいし
)
の
鉢
(
はち
)
を
取
(
と
)
りに
天竺
(
てんじく
)
へ
行
(
い
)
つたように
見
(
み
)
せかけて、
三年
(
さんねん
)
ばかりたつて
竹取物語
(旧字旧仮名)
/
和田万吉
(著)
▼ もっと見る
ところが、
立派
(
りつぱ
)
な
光
(
ひかり
)
のあるはずの
鉢
(
はち
)
に
螢火
(
ほたるび
)
ほどの
光
(
ひかり
)
もないので、すぐに
註文
(
ちゆうもん
)
ちがひといつて
跳
(
は
)
ねつけられてしまひました。
竹取物語
(旧字旧仮名)
/
和田万吉
(著)
註
漢検準1級
部首:⾔
12画
文
常用漢字
小1
部首:⽂
4画
“註文”で始まる語句
註文主
註文書