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しるし
ふりがな文庫
“
記章
(
しるし
)” の例文
「
記章
(
しるし
)
とはどう云う記章です。」とわたくしは風呂敷包を下に置いて、上着と
胴着
(
チョッキ
)
の胸を一度にひろげて見せた。
濹東綺譚
(新字新仮名)
/
永井荷風
(著)
告
(
つげ
)
れば是さへ喜びて
忽地
(
たちまち
)
心地は能く成けり忠兵衞
直
(
たゞち
)
に
結納
(
ゆひなふ
)
を
揃
(
そろ
)
へる中に其日は
暮行
(
くれゆ
)
き
明日
(
あす
)
朝
(
あさ
)
の
間
(
ま
)
に品々を
釣臺
(
つりだい
)
三
荷
(
が
)
に
積登
(
つみのぼ
)
せ我家の
記章
(
しるし
)
染拔
(
そめぬき
)
たる大紋付の
半纒
(
はんてん
)
を
大岡政談
(旧字旧仮名)
/
作者不詳
(著)
お歌さんの方の会で
慈善市
(
バザア
)
を開いたから、手伝いに行ってやった。初めの日は大変成功して、
乃公
(
おれ
)
は皆に褒められた。乃公は胸に赤リボンの蝶を附けて得意がっていた。これは販売係の
記章
(
しるし
)
である。
いたずら小僧日記
(新字新仮名)
/
佐々木邦
(著)
“記章”の意味
《名詞》
記章(きしょう)
記念のためにその関係者に与える印。
(徽章ともかく)身分や職務などをあらわすために衣服や帽子などに付ける印。
(出典:Wiktionary)
“記章”の解説
記章(きしょう)とは、主にバッジ(Badge)、メダル(medal)のこと。徽章と同義的な意味を持つ。付ける部位によって襟章、腕章、肩章、胸章、袖章、臂章、帽章、周章などとも呼ばれる。その他、ワッペン、名札、杯のことを指すこともある。
(出典:Wikipedia)
記
常用漢字
小2
部首:⾔
10画
章
常用漢字
小3
部首:⽴
11画
“記”で始まる語句
記
記憶
記念
記録
記事
記臆
記号
記載
記者
記入