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言淀
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いいよど
ふりがな文庫
“
言淀
(
いいよど
)” の例文
言淀
(
いいよど
)
んで見えたので、ここへ来い、と
構
(
かまえ
)
を崩して、
透
(
すき
)
を見せた
頬杖
(
ほおづえ
)
し、ごろりと横になって、小松原の顔を
覗込
(
のぞきこ
)
みつつ
沼夫人
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
「君はどう思うか知らんが」と三吉は
言淀
(
いいよど
)
んで、「どういうものか家がウマくいかない……僕の考えでは、お雪は
生家
(
さと
)
へ帰した方が可いかと思うんです」
家:01 (上)
(新字新仮名)
/
島崎藤村
(著)
「妙なことを
訊
(
き
)
くようだが。……」と
言淀
(
いいよど
)
みし声を
密
(
ひそ
)
め「お前、子を持ったことがあるのかい。」
貧民倶楽部
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
と岸本は
言淀
(
いいよど
)
んだ。岡はそんなことに
頓着
(
とんじゃく
)
なく
新生
(新字新仮名)
/
島崎藤村
(著)
「え、」と滝太郎は
言淀
(
いいよど
)
んで、
面
(
かお
)
の色が動いたが、やがて事も無げに
黒百合
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
▼ もっと見る
稲垣の細君は何遍か
言淀
(
いいよど
)
んだ。
家:01 (上)
(新字新仮名)
/
島崎藤村
(著)
少年は
言淀
(
いいよど
)
みぬ。お貞は襟を
掻合
(
かきあわ
)
せ、浴衣の上前を
引張
(
ひっぱ
)
りながら
化銀杏
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
と何か
急
(
せ
)
きながら
言淀
(
いいよど
)
んで
星女郎
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
言
常用漢字
小2
部首:⾔
7画
淀
漢検準1級
部首:⽔
11画
“言”で始まる語句
言
言葉
言伝
言語
言下
言上
言訳
言草
言問
言出