見濟みすま)” の例文
新字:見済
見濟みすま大音だいおんあげくづはございませんか屑はございませんか/\と無闇むやみ呼習よびならつて居たりし處に近所の子供等是を
大岡政談 (旧字旧仮名) / 作者不詳(著)
立石夫婦も知りをりふれては笑ひなどしけるを直助は面目なくかつ遺恨ゐこんに思ひ居たるに或夜立石夫婦は酒にゑひて前後も知らず寢入ねいりしを見濟みすまし其の夜丑滿うしみつ物凄ものさびしき折こそ能けれと直助は寢息ねいき
大岡政談 (旧字旧仮名) / 作者不詳(著)
見濟みすまし直に入てはうたがひも有るならん明朝參つて樣子を尋問たづねん一人の名を
大岡政談 (旧字旧仮名) / 作者不詳(著)