“みすま”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
見澄44.4%
見済44.4%
見濟11.1%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
致しながら人々の寢入りたる樣子をかんがへ喜内樣の御病氣つかれにて眠り給ひしを見澄みすまし一刀に御咽元のどもと
大岡政談 (旧字旧仮名) / 作者不詳(著)
とうっかり水を見る油断を見済みすまし、うしろから丈助が勇助の腰をドント打って川の中へ突落つきおとす。勇助は
見濟みすま大音だいおんあげくづはございませんか屑はございませんか/\と無闇むやみ呼習よびならつて居たりし處に近所の子供等是を
大岡政談 (旧字旧仮名) / 作者不詳(著)
立石夫婦も知りをりふれては笑ひなどしけるを直助は面目なくかつ遺恨ゐこんに思ひ居たるに或夜立石夫婦は酒にゑひて前後も知らず寢入ねいりしを見濟みすまし其の夜丑滿うしみつ物凄ものさびしき折こそ能けれと直助は寢息ねいき
大岡政談 (旧字旧仮名) / 作者不詳(著)