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覆
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くつ
ふりがな文庫
“
覆
(
くつ
)” の例文
然
(
しか
)
し仮にも一度さう思ひ込んだ以上は、何かそれを
覆
(
くつ
)
がへすだけの
確乎
(
かくこ
)
とした反証を握り得ないまでは心の平静を見ることは出来さうもなかつた。
煤煙の匂ひ
(新字旧仮名)
/
宮地嘉六
(著)
平次の築き上げた假説は、これで殆んど完全に
覆
(
くつ
)
がへされたことになります
銭形平次捕物控:232 青葉の寮
(旧字旧仮名)
/
野村胡堂
(著)
「きゃつを屠ったら、政府は
覆
(
くつ
)
がえる。奴を倒せ! 奴の首を
掻
(
か
)
け!」
流行暗殺節
(新字新仮名)
/
佐々木味津三
(著)
“覆”の解説
覆(ふく)(sa: mrakṣa、ムラクシャ)は、仏教が教える煩悩のひとつ。
自己の誤ちの隠蔽。利益を失う・不利益を蒙ることを恐れて、自分が為した罪を隠すこと。
しかし、自分の為した罪を隠す人は、後に、必ず悔い悲しむ。
説一切有部の五位七十五法のうち、小煩悩地法の一つ。唯識派の『大乗百法明門論』によれば随煩悩位に分類され、そのうち小随煩悩である。
(出典:Wikipedia)
覆
常用漢字
中学
部首:⾑
18画
“覆”を含む語句
顛覆
転覆
日覆
反覆
修覆
覆面
雨覆
轉覆
覆布
傾覆
打覆
覆被
押覆
引覆
覆奏
覆水
鞍覆
被覆
上覆
覆羽
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