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覆
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かく
ふりがな文庫
“
覆
(
かく
)” の例文
夫から日本にも来てゐるが、
矮狗
(
ちん
)
位な大きさで頭の毛が長く幾
条
(
すぢ
)
となく
前額
(
ひたひ
)
に垂れて目を
覆
(
かく
)
してゐる「スカイ、テリヤー」といふ奴、
彼奴
(
あいつ
)
はどうも
汚臭
(
ぢゞむさ
)
くて、人間なら貧乏書生染みて
不可
(
いか
)
んな。
犬物語
(新字旧仮名)
/
内田魯庵
(著)
というは、昔英国の五月節会に大流行だったモリス
踊
(
ダンス
)
のホッビー・ホールスとて頭と尾は木造で彩色し、胴は組み合せで騎手の腰に合せ、下に布を垂れてその脚を
覆
(
かく
)
す造馬がそれによく似居る。
十二支考:05 馬に関する民俗と伝説
(新字新仮名)
/
南方熊楠
(著)
“覆”の解説
覆(ふく)(sa: mrakṣa、ムラクシャ)は、仏教が教える煩悩のひとつ。
自己の誤ちの隠蔽。利益を失う・不利益を蒙ることを恐れて、自分が為した罪を隠すこと。
しかし、自分の為した罪を隠す人は、後に、必ず悔い悲しむ。
説一切有部の五位七十五法のうち、小煩悩地法の一つ。唯識派の『大乗百法明門論』によれば随煩悩位に分類され、そのうち小随煩悩である。
(出典:Wikipedia)
覆
常用漢字
中学
部首:⾑
18画
“覆”を含む語句
顛覆
転覆
日覆
反覆
修覆
覆面
雨覆
轉覆
覆布
傾覆
打覆
覆被
押覆
引覆
覆奏
覆水
鞍覆
被覆
上覆
覆羽
...