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覆
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おっ
ふりがな文庫
“
覆
(
おっ
)” の例文
キャキャとする
雛妓
(
おしゃく
)
の
甲走
(
かんばし
)
った声が聞えて、重く、ずっしりと、
覆
(
おっ
)
かぶさる風に、何を話すともなく
多人数
(
たにんず
)
の物音のしていたのが、この時、
洞穴
(
ほらあな
)
から風が抜けたように
哄
(
どっ
)
と
動揺
(
どよ
)
めく。
歌行灯
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
“覆”の解説
覆(ふく)(sa: mrakṣa、ムラクシャ)は、仏教が教える煩悩のひとつ。
自己の誤ちの隠蔽。利益を失う・不利益を蒙ることを恐れて、自分が為した罪を隠すこと。
しかし、自分の為した罪を隠す人は、後に、必ず悔い悲しむ。
説一切有部の五位七十五法のうち、小煩悩地法の一つ。唯識派の『大乗百法明門論』によれば随煩悩位に分類され、そのうち小随煩悩である。
(出典:Wikipedia)
覆
常用漢字
中学
部首:⾑
18画
“覆”を含む語句
顛覆
転覆
日覆
反覆
修覆
覆面
雨覆
轉覆
覆布
傾覆
打覆
覆被
押覆
引覆
覆奏
覆水
鞍覆
被覆
上覆
覆羽
...