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覆
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おおわ
ふりがな文庫
“
覆
(
おおわ
)” の例文
陰※
(
いんえい
)
たる空に
覆
(
おおわ
)
れたる
万象
(
ばんしょう
)
はことごとく
愁
(
うれ
)
いを含みて、海辺の砂山に
著
(
いちじ
)
るき一点の
紅
(
くれない
)
は、早くも掲げられたる暴風
警戒
(
けいかい
)
の
球標
(
きゅうひょう
)
なり。
取舵
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
特に真理が
覆
(
おおわ
)
れて、なかなか世間が認めぬような場合は、解明は有益な一役を演じる。プラトンの編に「アポロギア」というのがあるが、法廷でなしたソクラテスの弁明を記録したものである。
民芸四十年
(新字新仮名)
/
柳宗悦
(著)
“覆”の解説
覆(ふく)(sa: mrakṣa、ムラクシャ)は、仏教が教える煩悩のひとつ。
自己の誤ちの隠蔽。利益を失う・不利益を蒙ることを恐れて、自分が為した罪を隠すこと。
しかし、自分の為した罪を隠す人は、後に、必ず悔い悲しむ。
説一切有部の五位七十五法のうち、小煩悩地法の一つ。唯識派の『大乗百法明門論』によれば随煩悩位に分類され、そのうち小随煩悩である。
(出典:Wikipedia)
覆
常用漢字
中学
部首:⾑
18画
“覆”を含む語句
顛覆
転覆
日覆
反覆
修覆
覆面
雨覆
轉覆
覆布
傾覆
打覆
覆被
押覆
引覆
覆奏
覆水
鞍覆
被覆
上覆
覆羽
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