要之つまり)” の例文
けれども貴殿あなたがそういふことをまうされるのも要之つまりぼくが一のちひさな小學校せうがくかう出身しゆつしんであることをほこるとか、感謝かんしやするとかふのは
日の出 (旧字旧仮名) / 国木田独歩(著)
要之つまり、火を出した時は当人は活きていて然も動けなかったのです。活きて居て初めから動ければ直に逃げる訳でしょう。ア、砂糖問屋の者を呼込んで下さい
越後獅子 (新字新仮名) / 羽志主水(著)
「僕のは岡本さんの説とは恐らく正反対だろうと思うんでね、要之つまり、理想と実際は一致しない、到底一致しない……」
牛肉と馬鈴薯 (新字新仮名) / 国木田独歩(著)
それでは貴様あなたは宇宙に神秘なしと言うおかんがえなのです、要之つまり、貴様にはこの宇宙に寄する此人生の意義が、極く平易明亮めいりょうなので、貴様の頭は二々ににんで、一切いっせつが間に合うのです。
運命論者 (新字新仮名) / 国木田独歩(著)