トップ
>
蝱
ふりがな文庫
“蝱”の読み方と例文
読み方
割合
あぶ
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
あぶ
(逆引き)
重たき
琵琶
(
びわ
)
の
抱
(
だ
)
き心地と云う永い昼が、永きに
堪
(
た
)
えず崩れんとするを、鳴く
蝱
(
あぶ
)
にうっとりと夢を支えて、清を呼べば、清は裏へでも行ったらしい。
虞美人草
(新字新仮名)
/
夏目漱石
(著)
長いこと転々としてその昂ぶった神経を持てあましながら、ラッセルのように
懶
(
ものう
)
い
蝱
(
あぶ
)
の羽音を、目をつぶって聞いている中に、看護婦が廻って来た。
蝱の囁き:――肺病の唄――
(新字新仮名)
/
蘭郁二郎
(著)
飛んでいる
蝱
(
あぶ
)
はどうしてお互いに見つけ出すことが出来るのか、それは生物間の通信というものに、「声」と「文字」以上のものがあることを思わせます
宇宙爆撃
(新字新仮名)
/
蘭郁二郎
(著)
蝱(あぶ)の例文をもっと
(3作品)
見る
蝱
漢検準1級
部首:⾍
15画
昆虫・虫の漢字
鼓豆虫
黄金虫
鳳蝶
髪切虫
馬陸
飛蝗
鉦叩
金亀子
轡虫
衣魚
蠶
蠍
蠅
蟻
蟷螂
蟋蟀
蟆子
螽蟖
螽斯
螽
...
“蝱”を含む語句
木蝱
蚊蝱
蝱共
蝱蜂
驥蝱
“蝱”のふりがなが多い著者
蘭郁二郎
夏目漱石