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蕪
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ぶ
ふりがな文庫
“
蕪
(
ぶ
)” の例文
昔の支那人は「帰らなんいざ、田園
将
(
まさ
)
に
蕪
(
ぶ
)
せんとす」とか
謡
(
うた
)
つた。予はまだそれほど道情を得た人間だとは思はない。
入社の辞
(新字旧仮名)
/
芥川竜之介
(著)
昔の支那人は「帰らなんいざ、田園
将
(
まさ
)
に
蕪
(
ぶ
)
せんとす」とか謡った。予はまだそれほど
道情
(
どうじょう
)
を得た人間だとは思わない。
艸木虫魚
(新字新仮名)
/
薄田泣菫
(著)
その南北の乱は四年にまたがり、地を
蕪
(
ぶ
)
し、命を害し、ことに言うに忍びざるの惨状を呈せしも、余はこれによりてますます常備軍の必要なきを確信せり。
将来の日本:04 将来の日本
(新字新仮名)
/
徳富蘇峰
(著)
燕将
張武
(
ちょうぶ
)
悪戦して敵を
却
(
しりぞ
)
くと
雖
(
いえど
)
も、燕軍遂に
克
(
か
)
たず。
是
(
ここ
)
に於て南軍は
橋南
(
きょうなん
)
に
駐
(
とど
)
まり、北軍は橋北に駐まり、
相
(
あい
)
持
(
じ
)
するもの数日、南軍
糧
(
かて
)
尽きて、
蕪
(
ぶ
)
を採って食う。
運命
(新字新仮名)
/
幸田露伴
(著)
“蕪(カブ)”の解説
カブ(蕪、学名:Brassica rapa var. rapa)は、アブラナ科アブラナ属の越年草。代表的な野菜(根菜類)の一つで、別名はカブラ、カブナ、カブラナ、スズナ(鈴菜、菘)、ホウサイ(豊菜)、ダイトウナ(大頭菜)など数多い。春の七草の1つとしても知られる。食用にするのは胚軸とよばれる根の部分と葉で、日本各地に多様な地方品種がある。
(出典:Wikipedia)
蕪
漢検準1級
部首:⾋
15画
“蕪”を含む語句
蕪菁
荒蕪地
蕪湖
荒蕪
赤蕪
蕪菜
蕪村
蕪雑
平蕪
小蕪
大蕪菁
青蕪
蕪坂
大蕪
蕪村派
根蕪
蕪木
蕪言
蕪涼
蕪然
...