蒸滊船じようきせん)” の例文
丁度ちやうど普通ふつう蒸滊船じようきせん石炭せきたん缺乏けつぼうしたとおなことで、波上はじやう停止ていししたまゝ、朽果くちはつるのほかはありません。
今宵こよひはわけて趣味しゆみあるやうおぼえたのでまなこはなたず、それからそれとながめてうち、ふととまつた一つの有樣ありさま——それは此處こゝから五百米突メートルばかりの距離きより停泊ていはくしてる一そう蒸滊船じようきせん