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葬
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ほうぶ
ふりがな文庫
“
葬
(
ほうぶ
)” の例文
自分は閑静な
車輛
(
しゃりょう
)
のなかで、先年英国のエドワード帝を
葬
(
ほうぶ
)
った時、五千人の卒倒者を
出
(
いだ
)
した事などを思い出したりした。
初秋の一日
(新字新仮名)
/
夏目漱石
(著)
とにかくこう云う訳で自分はいよいよとなって
出奔
(
しゅっぽん
)
したんだから、
固
(
もと
)
より生きながら
葬
(
ほうぶ
)
られる覚悟でもあり、また
自
(
みずか
)
ら葬ってしまう
了簡
(
りょうけん
)
でもあったが
坑夫
(新字新仮名)
/
夏目漱石
(著)
シキへ
抛
(
ほう
)
り込まれるには若過ぎるよ。ここは人間の
屑
(
くず
)
が抛り込まれる所だ。全く人間の
墓所
(
はかしょ
)
だ。生きて
葬
(
ほうぶ
)
られる所だ。一度
踏
(
ふ
)
ん
込
(
ご
)
んだが最後、どんな立派な人間でも、出られっこのない
陥穽
(
おとしあな
)
だ。
坑夫
(新字新仮名)
/
夏目漱石
(著)
手足は自由に働いて、
閉
(
と
)
じ
籠
(
こ
)
められたような窮屈も覚えない上に、人目にかからん徳は十分ある。生きながら
葬
(
ほうぶ
)
られると云うのは全くこの事である。それが、その時の自分には唯一の理想であった。
坑夫
(新字新仮名)
/
夏目漱石
(著)
“葬”の意味
《名詞》
(そう)死者を葬ること。
(出典:Wiktionary)
葬
常用漢字
中学
部首:⾋
12画
“葬”を含む語句
葬式
埋葬
葬礼
火葬
火葬場
葬儀
送葬
御葬
葬送
水葬
埋葬地
御葬式
葬送行進曲
葬龕
葬具
空葬
葬頭河
仮葬
葬儀屋
土葬
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