“葬具”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
さうぐ50.0%
そうぐ50.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
それでも葬具さうぐ雜費ざつぴには二せんづつでもむらすべてがつて香奠かうでんと、おしな蒲團ふとんしたいれてあつたたくはへとでどうにかすることが出來できた。
(旧字旧仮名) / 長塚節(著)
葬具そうぐ店は必要欠き難いこと米屋同様だ。いや、パン食をやっていて米屋のお世話にならない連中でも葬儀社の御厄介には早晩そうばんならざるを得ないのだから、白米商よりも更に一層正業だといって差支ない。
ぐうたら道中記 (新字新仮名) / 佐々木邦(著)