“送葬”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
とむらい75.0%
とむれえ12.5%
そうそう12.5%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
待ちくたびれて源次の家へゆくと、これも送葬とむらいの帰りにどこへか廻ったとみえて、まだ帰って来ないと女房が気の毒そうに云った。
半七捕物帳:05 お化け師匠 (新字新仮名) / 岡本綺堂(著)
「広徳寺前の妙信寺です。去年の送葬とむれえのときに私も町内の附き合いで行ってやったから、よく知っています」
半七捕物帳:05 お化け師匠 (新字新仮名) / 岡本綺堂(著)
大きな男でしたが、火葬されたので、送葬そうそう輿こしは軽く、あまりに軽く、一盃機嫌でく人、送る者、笑い、ざわめき、陽気な葬式が皮肉でした。可惜あたらおとこをと私はまた残念に思うたのでありました。
みみずのたはこと (新字新仮名) / 徳冨健次郎徳冨蘆花(著)