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萌黄緞子
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もえぎどんす
ふりがな文庫
“
萌黄緞子
(
もえぎどんす
)” の例文
染出
(
そめいだ
)
したる
萌黄緞子
(
もえぎどんす
)
の
油箪
(
ゆたん
)
を掛て二棹宰領四人づつ次に
黒塗
(
くろぬり
)
に
金紋
(
きんもん
)
付
紫
(
むらさ
)
きの
化粧紐
(
けしやうひも
)
掛
(
かけ
)
たる先箱二ツ徒士十人次に黒天鵞絨に白く
御紋
(
ごもん
)
を
大岡政談
(旧字旧仮名)
/
作者不詳
(著)
黒糸縅
(
くろいとおど
)
しのうえに、
萌黄緞子
(
もえぎどんす
)
の胴衣を着け、白絹の頭巾で、面を
行人包
(
ぎょうにんづつ
)
みにしていたに過ぎず、特に、大将らしい華美はどこにも見えなかった。
上杉謙信
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
萌黄緞子
(
もえぎどんす
)
の胴
肩衣
(
かたぎぬ
)
をつけ、金の星兜の上を
立烏帽子
(
たてえぼし
)
白妙
(
しろたえ
)
の練絹を以て
行人包
(
ぎょうにんづつみ
)
になし、二尺四寸五分順慶長光の太刀を抜き放ち、
放生
(
ほうしょう
)
月毛と名づくる名馬に跨り
川中島合戦
(新字新仮名)
/
菊池寛
(著)
萌黄緞子
(
もえぎどんす
)
の
袴
(
はかま
)
を着けておりましたが、御用の声を聞くと、側に置いた小道具の一刀を取るより早く、舞台の上に掛け連ねた、
鞦韆
(
ぶらんこ
)
、綱、
撞木
(
しゅもく
)
などの間を
猿
(
ましら
)
のようにサッと昇りました。
銭形平次捕物控:002 振袖源太
(新字新仮名)
/
野村胡堂
(著)
萌
漢検準1級
部首:⾋
11画
黄
常用漢字
小2
部首:⿈
11画
緞
漢検1級
部首:⽷
15画
子
常用漢字
小1
部首:⼦
3画
“萌黄”で始まる語句
萌黄
萌黄色
萌黄匂
萌黄縅
萌黄地
萌黄紗
萌黄羅紗
萌黄純子
萌黄包
萌黄糸