“萌黄羅紗”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
もえぎらしゃ50.0%
もえぎらしや50.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
大手前の方から真っ直ぐにお練りで来た大名の一列がある——先払いの徒士かち侍、二本萌黄羅紗もえぎらしゃの道具金紋先筥さきばこえんとして半町にわたる行列、今しも外濠の橋を渡りかけて半ばは町へ入っていた。
剣難女難 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
追駈行おひかけゆきころされしものならんとて早速さつそく河原に行て見るに重五郎が死骸しがいかたはらに萌黄羅紗もえぎらしや煙草入たばこいれおちて居たる故中を
大岡政談 (旧字旧仮名) / 作者不詳(著)