こう)” の例文
桓帝かんてい、霊帝このかた、四海わかれて争い、群雄みな覇王はおうを僭称す。ひとりわが太祖武帝、民をいつくしみ、六合りくごうをはらい清め、八こうむしろのごとく捲いて、ついに大魏国を建つ。
三国志:11 五丈原の巻 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
自身は中軍にあって、旗列を八こうに布き、李典の軍勢は、これを後陣において
三国志:06 孔明の巻 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
多士済々、曹操の権威は、おのずから八こうにふるった。
三国志:04 草莽の巻 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
威震いしんこうの許褚
三国志:08 望蜀の巻 (新字新仮名) / 吉川英治(著)