“桓帝”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
かんてい80.0%
くわんてい20.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
「この徐州の郊外に、ひとり詩画琴棋しがきんきをたのしんで、余生をすごしている高士こうしがおります。桓帝かんていの御世宮廷の尚書を勤め、倉厨そうちゅうは富み、人品もよく……」
三国志:05 臣道の巻 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
それから老翁はことごとく関羽に心服して自分の小斎こべやに招き、身の上などうちあけた。この老翁は胡華こかといって、桓帝かんていのころ議郎ぎろうまで勤めたことのある隠士だった。
三国志:06 孔明の巻 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
かん桓帝くわんていとき劉褒りうはう雲漢うんかんゑがく、るものしよおぼゆ。また北風ほくふうゑがく、るものかんおぼゆ。
聞きたるまゝ (旧字旧仮名) / 泉鏡花(著)