トップ
>
芋茎
>
ずいき
ふりがな文庫
“
芋茎
(
ずいき
)” の例文
安心して何でもおっしゃいまし、お帰りに重とうござえましょうが、
芋茎
(
ずいき
)
が
大
(
でか
)
く成りましたから五六
把
(
ぱ
)
引
(
ひっ
)
こ抜いてお土産にお持ちなすって
菊模様皿山奇談
(新字新仮名)
/
三遊亭円朝
(著)
その
芋茎
(
ずいき
)
のような
筋
(
きん
)
の束をピンセットで鋏んで示しているのはトゥルプ教授で、彼は当時オランダで一流の解剖学者であり、またレンブラントの保護者でもあった。
レンブラントの国
(新字新仮名)
/
野上豊一郎
(著)
お前さんが子供の時には、ソラ、赤い
芋茎
(
ずいき
)
の
御漬物
(
おつけもの
)
などが大好きで……今に
吾家
(
うち
)
でも食べさせるぞや
家:01 (上)
(新字新仮名)
/
島崎藤村
(著)
但しこのとき鉄砲を携えた相助のくだりの
挿話
(
ひきごと
)
で昔は旅人脅しに鉄砲と見せかけて夜半は「
芋茎
(
ずいき
)
へ火縄を巻き付ける」ものあったと圓朝自身で、こうした事実談を説いているのはおもしろい。
我が円朝研究:「怪談牡丹灯籠」「江島屋騒動」「怪談乳房榎」「文七元結」「真景累ヶ淵」について
(新字新仮名)
/
正岡容
(著)
其の
芋茎
(
ずいき
)
へ火縄を巻き付けて、それを持って
追剥
(
おいはぎ
)
がよく
旅人
(
りょじん
)
を
威
(
おど
)
して金を取るという事を、
予
(
かね
)
て龜藏が聞いて知ってるから、そいつを持って孝助を威かした。
怪談牡丹灯籠:04 怪談牡丹灯籠
(新字新仮名)
/
三遊亭円朝
(著)
▼ もっと見る
それに
蝋茸
(
ろうじ
)
のおろしあえ。
漬
(
つ
)
け物。赤大根。おまんが自慢の
梅酢漬
(
うめずづ
)
けの
芋茎
(
ずいき
)
。
夜明け前:02 第一部下
(新字新仮名)
/
島崎藤村
(著)
流れのふちには村の男女が抜いて来た許りの
芋茎
(
ずいき
)
の根をば洗つてゐる。
巣鴨菊
(新字旧仮名)
/
正岡容
(著)
“芋茎”の解説
芋茎(ずいき)は、サトイモやハスイモなどの葉柄。食用にされる。なお芋苗とも表記する。
(出典:Wikipedia)
芋
常用漢字
中学
部首:⾋
6画
茎
常用漢字
中学
部首:⾋
8画
“芋”で始まる語句
芋
芋虫
芋粥
芋刺
芋坂
芋殻
芋焼餅
芋畑
芋蔓
芋銭