)” の例文
新字:
また汝のために憂へず、されど告げよ、汝何ぞこゝに坐するや、導者を待つか、はたたゞ汝のりし習慣ならひに歸れるか。 —一二六
神曲:02 浄火 (旧字旧仮名) / アリギエリ・ダンテ(著)
夕暮にマリウチアと其父とは寺門迄迎へに來ぬ。僧はわれを伴ひ出でゝ引き渡しつ。この牧者のさまを見るに、衣はペツポのをぢのよりりたるべし。
父に添ふ母の今宵の影見れば永くも添ひてり來ましけり
白南風 (旧字旧仮名) / 北原白秋(著)
この教こそかんながらるきまことの道とれ。
海潮音 (旧字旧仮名) / 上田敏(著)
やまうどの枕をかへよ、りぬるも
有明集 (旧字旧仮名) / 蒲原有明(著)
せきりし東路あづまぢ
花守 (旧字旧仮名) / 横瀬夜雨(著)
かしこにそのかみ水と木葉このはさちありし山あり、イーダと呼ばる、今は荒廢あれすたれていとりたるものゝごとし 九七—九九
神曲:01 地獄 (旧字旧仮名) / アリギエリ・ダンテ(著)