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臂
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うで
ふりがな文庫
“
臂
(
うで
)” の例文
八、九年してから成が
忽然
(
こつぜん
)
として周の所へ来た。それは黄な
巾
(
ずきん
)
を
冠
(
かぶ
)
り鶴の羽で織った
氅
(
しょう
)
を着た、巌壁の
聳
(
そび
)
えたったような道士姿であった。周は大いに喜んで
臂
(
うで
)
を
把
(
と
)
っていった。
成仙
(新字新仮名)
/
蒲 松齢
(著)
小母さんの
臂
(
うで
)
がちょいちょい写る。
簪
(
かんざし
)
で髪の中を
掻
(
か
)
いているのである。
千鳥
(新字新仮名)
/
鈴木三重吉
(著)
庚娘は酒の器をさげて
燭
(
ひ
)
を消し、手洗にかこつけて室を出ていって、刀を持って暗い中へ入り、手さぐりに王の
項
(
くび
)
をさぐった。王はその
臂
(
うで
)
をつかんで
昵声
(
なれごえ
)
をした。庚娘は力まかせに切りつけた。
庚娘
(新字新仮名)
/
蒲 松齢
(著)
そこで女は寝台の上にあがり、きちんと着ていた衣服を
緩
(
ゆる
)
めて、
臂
(
うで
)
にはめている
腕釧
(
うでわ
)
をあらわした。それは
条金
(
じょうきん
)
で紫金の色をした
火斉珠
(
かせいしゅ
)
をとおして、それに二つの
明珠
(
めいしゅ
)
をはめこんだものであった。
五通
(新字新仮名)
/
蒲 松齢
(著)
“臂(
肘
)”の解説
肘(ひじ、肱、臂)は、人間の腕の移行部で、上腕と前腕を繋ぐ肘関節(ちゅうかんせつ)と、これらを取り巻く筋や腱のことを指す。脚における膝に対応する。狭義には、腕を折り曲げたときに外側になる部分を指す。
(出典:Wikipedia)
臂
漢検1級
部首:⾁
17画
“臂”を含む語句
一臂
両臂
猿臂
臂力
長臂
片臂
六臂
半臂
三面六臂
左臂
肩臂
兩臂
腕臂
美香弊乃誉路臂
玉臂
臂掛
神臂
臂揺
臂枕
臂突
...